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『プロ野球戦力外通告』 [スポーツの本]

千葉ロッテ広報・榎康弘さんが載っていたので購入しました。

プロ野球戦力外通告 (OAK MOOK 194)

プロ野球戦力外通告 (OAK MOOK 194)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: オークラ出版
  • 発売日: 2007/12/13
  • メディア: 単行本


裏表紙の立川この手の本に良く出ますよね<榎さん
小見出しの中に『「いい人たち」だったジャイアンツナイン』というのがあるんですが、同じNBP選手の中でも巨人は取っ付きにくい印象があるようで・・・でも実際は「なんだ、いい人たちじゃん」だそうです。
榎さんが大嶺投手と写っている写真は、いかにも「打ち合わせっぽく」とカメラマンに注文されて撮った感じ。大嶺投手の照れ笑いが可笑しいです。
(ちなみに裏表紙はK-1ファイターの立川隆史選手。)

まだ全部は読んでないんですが、写真が多くて見やすい・・・かな。
橋本清さん(元巨人)の合同トライアウトでの写真は、ネット裏に陣取る関係者の中に、渡辺久信さん、鈴木哲さん、郭泰源さんの姿があって、現場の重苦しい空気が伝わってきます。

一番興味深かったのは、新谷博さん(元西武)の記事。
引退選手に就職先を仲介をするお仕事をなさってます。
一般企業へ斡旋する際、一番ネックになるのは「プライド」だそうで、スキルもないのに高月給を要求してきたり、スーツ族を信用できない選手も多いそうです。
スーツ着てる人達がチケット買って応援してるのにね・・・信用してくれないのかぁ。
こっちは「抑えてくれる!」「打ってくれる!」と信じてるんですけどw

まぁ、中でお仕事していると周りが見えなくなるのは良くあることですし。
「どこに対して仕事をしているのか」をハッキリ意識している社会人は、意外と少ないのかもしれません。(理解してれば食品偽装なんて起きなかったかも?)
一般企業の場合はエンドユーザーがハッキリしてることが多いですけど、アスリートのお仕事は「ファンのため」なのか「自分のため」なのか「家族のため」なのか・・・どこに重きを置くのが良しとされるんでしょうかね。

最近更新されていませんけど、元プロ投手のブログには「ファンがどんな気持ちで応援しているか、現役時代にちゃんと知っておきたかった」という内容が、頻繁に書かれていました。
「選手にも球団にもその義務がある」「ファンを知らなすぎる」とも。

プロ野球選手にしろフリーターにしろ、転職するのは気力も体力も必要だし、時には今までのノウハウを捨てなきゃいけないこともありますから。一筋縄でいかないことの方が多いですよね。
その分、一度転んだ人は強いと思います。


うしろは徳丸さん三菱ふそう川崎関係では、金沢次男さん、四條稔さん、森大輔さんのことが紹介されていました。
3氏ともほんのちょっと触れられてるだけですが。
金沢さんがゴルフのレッスンプロ、四條さんがコンビニ店長。

森投手は横浜を退団してから、星稜高校の陸上部でトレーニングを続けて、昨年の合同トライアウトに挑んだそうです。
変化球は使わずにすべてストレート。「人生にケジメをつけるため」と。

はわいさんに教えていただいたんですが、トライアウト前には地元テレビ局が特集を組んで報道したそうです。ご結婚もなさって、奥様のサポートを受けながら今後はHardBallClub金沢で活動を続けるとのこと。
HBC金沢はクラブ選手権に出場するほどのチームですから、今度は別の舞台で森投手のピッチングが拝めるかもしれません。


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